冷凍(アイス)チューリップとは?おすすめや育て方を徹底解説


1. はじめての球根栽培、チャレンジしてみませんか?

窓の外がだんだん寒くなり、秋の気配を感じはじめるこの季節。家の中で温かい飲み物を片手に、春の訪れを心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。

そんな春を、もっと身近に、もっと特別に感じてみませんか?

おすすめなのが、球根からお花を育てるガーデニング。
「お花を育てるって難しそう…」「失敗したらどうしよう…」
そう思っている方も多いはず。

実は、球根栽培はガーデニング初心者さんにとって、とってもおすすめ!

今回は、球根栽培の魅力と、特別な栽培方法で育てられた「冷凍(アイス)チューリップ」についてご紹介します。

2. そもそも「球根」って?

球根」とは、植物の茎や根が丸く肥大して、栄養分を蓄えたもの。チューリップやヒヤシンス、スイセン、ユリなどがこれにあたります。
この中に、次に芽を出すための栄養と、小さな芽がすでに入っているんですね。

つまり、私たち人間がすることは、球根を土に植えて、水と光をあげること。あとは球根が持つ力で、すくすくと育っていきます。

3. 球根栽培が初心者さんにおすすめな理由


1. 手間がかからない

植え付け後は、基本的に水やりだけでOK。毎日特別なお世話はほとんど必要ありません。お仕事や家事、子育てで忙しい方でも気軽に始められます。


2. 生長を実感しやすい

小さな球根から、日に日に芽が出て、葉が伸び、そしてつぼみが膨らんでいく様子は、まるで生き物のよう。その生命力あふれる生長過程を毎日観察するのは、本当に楽しいものです。


3. 開花したときの感動が大きい

じっくりと時間をかけて育てたお花が、春に美しい姿を見せてくれたときの喜びはひとしおです。

4. 一足早く、春が来る魔法。「冷凍(アイス)チューリップ」って?

球根栽培の中でも、特に初心者さんにおすすめしたいのが「冷凍(アイス)チューリップ」です。

「え、冷凍?凍らせても大丈夫なの?」そう思いますよね。

実はこの「冷凍チューリップ」、特別な方法で育てられた球根なんです。

チューリップは、きれいな花を咲かせるためには「寒さ」が必要。
私たちが住む日本の冬は、チューリップの球根にとって春を待つための大切な休眠期間。この期間を経て、春の暖かさで目を覚まし、お花を咲かせます。

しかし、最近は温暖な冬も増えてきて、チューリップが本来必要とする寒さが足りず、花をうまく咲かせられないこともあります。

そこで登場するのが「冷凍チューリップ」。この球根は、冬の寒さを人工的に経験させた特別なチューリップ。
だから、まるで冬を乗り越えてきた球根のように、植え付けた後すぐに成長をはじめ、通常よりも早く開花します。

5. 冷凍チューリップのここがすごい!


1. 植え付けから開花までが早い

球根がすでに寒さを経験しているので、植え付けてから2~3週間で芽を出し、2か月ほどでお花を咲かせます。通常、秋に植えるチューリップは翌春まで待つ必要がありますが、冷凍チューリップなら、冬のうちからベランダやお庭で花を楽しむことができます。


2. 失敗しにくい

チューリップの球根にとって、寒さはとても大切な要素。その寒さを事前に経験させているので、温暖な地域でも安心して育てることができます。

6. 冷凍チューリップの育て方

冷凍チューリップは、プランターに土を入れ、そこに球根を植え付ける「鉢植え」が一般的な育て方。土に植えるので、球根がしっかりと根を張り、安定して育ち、ベランダやお庭で楽しめます。

ここからは、ガーデニング初心者さんでも簡単に冷凍チューリップとムスカリの寄せ植えを楽しめるUETEの栽培キット「冷凍チューリップの寄せ植え スターターセット」を使った、冷凍チューリップの育て方をご紹介します。



1. 用意するもの

◆ プランター(25cm)
◆ UETE SOIL PACK(培養土)
◆ 冷凍チューリップ 3種
◆ ムスカリ
◆ ジョウロ

※ジョウロ以外は「冷凍チューリップの寄せ植え スターターセット」に含まれています。


2. 冷凍チューリップの育て方|①土つくり

UETEオリジナルアイテムのUETE SOIL PACKは、排水性、保水性、通気性のバランスがよく、球根が喜ぶ良質な栄養源をオリジナルブレンドした培養土。お届け時はさらさらと乾燥した状態になっていますが、使用前に水を含ませることで効果を発揮します。

使い方はカンタン。2袋分(計10L)のUETE SOIL PACKに水をたっぷりと含ませて、プランターの中で大胆にかき混ぜたらUETE流土づくりの完成です。



2. 冷凍チューリップの育て方|②球根の植え付け

UETEがお届けする冷凍チューリップは、1ポットに3球を植え、少し芽が出た状態です。
プランターにポットが入るくらいの十分な大きさの穴を3つあけ、ポットからそっと苗を取り出し、根鉢を崩さないように注意してプランターに配置します。すき間に周りの培養土を寄せ入れ、株元の1~2cm上まで土をかぶせて完成です。

次に、開花時を意識しながら、隙間にムスカリを植え付けていきます。球根の上部が少し地上に出るように浅く植え、球根同士の間隔は5cm程度あけると◎。

※UETEの冷凍チューリップは1~2月頃に開花をお楽しみいただけるよう、11月中旬~12月上旬に芽出し済のポット苗の状態でお届けします。到着後はすぐに植え付けてください。
※ムスカリはポット苗ではなく球根の状態でお届けいたします。


2. 冷凍チューリップの育て方|③置き場所

植え付け後は、日当たりの良い場所に置くことでぐんぐんと成長します。室内栽培だと温度が高くなりすぎ、チューリップとムスカリの開花時期がずれてしまうことがありますの。必ず屋外の日当たりがよく、なるべく暖かい場所で育てましょう。


2. 冷凍チューリップの育て方|④水やり

土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。水は鉢底から流れ出るくらいたっぷりあげるのがポイント。




7. 冷凍チューリップのよくある質問 Q&A


Q. 美しい花を咲かせるポイントを教えて

A. 苗が届いたらなるべく早く植え付けましょう。やや密植ぎみになってしまってもOK。開花時に茎が倒れてしまわないよう、球根が表面の土から1~2cmほどの深さになるよう、やや深植えにするのがポイントです。


Q. 花が小さく感じます

A. 冷凍チューリップは気温の変化で花の大きさが変わります。低温で育てると花が大きくなるため、日中の気温が急上昇しないように注意してプランターの置き場所を考えてください。


Q. 開花後葉っぱが黄色くなってきました

A. 花が終わった後に葉っぱが黄色くなるのは自然な現象です。ちなみに、プロの園芸家さんは、ここから翌年用の球根を収穫するために管理を続けていきます。

8. 寄せ植えでもっとかわいく!

チューリップの球根をいくつかまとめて植える「寄せ植え」もおすすめ!球根をぎゅっと密集させて植えることで、お花が咲いた時に花束のように豪華に見えます。

さらに、チューリップと一緒に、パンジーやビオラなどの草花を植えるのも素敵な組み合わせ。色や形の違うお花を組み合わせることで、あなただけのオリジナルなアレンジメントが楽しめます。

9. 栽培キットなら、もっと気軽にはじめられる

「鉢や土、球根…、どれを揃えたらいいか分からない」「はじめてだから、とりあえず全部セットになったものが欲しい」
そう思っている方にぴったりなのが、UETEの冷凍チューリップ栽培キット。
土や鉢、球根はもちろん、育て方マニュアルもついているので、届いたその日からすぐに球根栽培をはじめられます。

一足早く春を感じられる冷凍チューリップの栽培は、幸せな時間そのもの。小さな芽から、愛らしいお花が咲くまでの日々を、ぜひ楽しんでくださいね。


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