子どもとはじめる家庭菜園は食育に最適!夏休みにおすすめの野菜5選

夏休みは、子どもにとって特別な時間。時間に余裕があるこの時期に、親子で楽しめる「おうち体験」は思い出にもなり、学びにもなります。

その中でも、プランターを使った家庭菜園は、手軽にはじめられて、命を育てる感覚や「変化を観察する力」も養えると人気のアクティビティ。

この記事では、家庭菜園ビギナーさんでも安心して始められる「子どもと一緒に育てたいおすすめ野菜5選」をご紹介します。

特別な道具や広い庭は不要。ベランダや玄関前など、ちょっとしたスペースと、野菜を育てたい気持ちがあれば大丈夫です!


1. プランター菜園の魅力とは?


おすすめポイント① 身近な自然にふれられる

プランター菜園は、都会のマンションやアパートでも始められる「小さな自然体験」。土を触る、水をあげる、日差しの変化を見る… 普段の生活では気づきにくい自然のリズムを体感できます。



おすすめポイント② 食育につながる

自分で育てた野菜を収穫し、実際に食べる。この体験は、偏食気味だった子どもが野菜を食べるきっかけになったという声も多数!苦手だった野菜でも「自分で育てたから食べてみる」とチャレンジする姿が見られます。



おすすめポイント③ 親子の会話が増える

「芽が出たね」「葉っぱが増えてきたね」といった会話が自然と生まれ、毎日一緒に観察することが習慣になります。忙しい日常の中でも、ちょっとした心のゆとりや絆を感じられるのが魅力です。

2. 夏休みに育てやすい!子どもと一緒に楽しめる野菜5選

ここでは、暑さに強く、成長の変化がわかりやすくて、収穫の楽しみがある5種類の野菜を厳選しました。



①ラディッシュ(はつかだいこん)

見た目もかわいい!ミニサイズの丸い大根です。発芽が早く、子どもが飽きずに観察できます。
また、土の中で丸く育つ姿にワクワク感があり、収穫までが早いので、夏休み期間中に完結しやすいのも親にとってもうれしいポイント。

• 種まき時期:10月頃までOK(※地域によっては秋まきも可能)

プチアドバイス
• 種をまきすぎず、間隔をあけてまくと丸くてキレイなラディッシュに育ちます。
• 夏場は乾燥しがち。土が乾きすぎないように、朝か夕方に水をたっぷりとあげましょう。



②ミニトマト

家庭菜園の大定番!たくさん採れて子どもが喜ぶNo.1野菜。赤・黄・オレンジなどカラフルで見た目もかわいいから、お子様と一緒に選ぶ楽しさもあります。
また、実がどんどん増えていく変化がわかりやすく、一つずつ色づくので、毎日の観察が楽しみになるかも。
ベランダや食卓を彩る夏ならではの野菜を育ててみませんか?

• 苗の植えつけ時期:5月〜6月(7月初旬までなら間に合います)
• 収穫までの期間:開花から約40〜50日
• 必要なプランター:深さ30cm以上の大きめサイズ

プチアドバイス
• 背が高くなるので、支柱(しちゅう)と呼ばれる茎を支える棒を立ててあげましょう。
• 実のついた枝を強く触ると落ちてしまうので、やさしく観察するように伝えてあげて。



③リーフレタスのベビーリーフ

すぐに芽が出て育つスピードも早く、子どもが飽きずに観察できます。
サラダにそのまま使えるので「育ててすぐ食べる体験」ができますよ。

• 種まき時期:10月ごろまでOK
• 収穫までの期間:種まきから約20〜30日
• 必要なプランター:深さ15cm程度でOK

プチアドバイス
• 発芽後すぐは水切れに弱いので、土の表面が乾いたらこまめに水やりを。
• 葉が混み合ってきたら、ハサミで少しずつ収穫して間引き(※生育が悪かったり混み合った部分を取り除くこと)をすると、長く収穫が楽しめます。
• 日当たりの良い場所で育てると、色も味もしっかり育ちます。



④ミニきゅうり

小さくても本格派!収穫が楽しいツル性野菜。成長が早く、花が咲いたり小さな実が大きくなっていく様子など、日々の変化が観察できます。
小ぶりな実は子どもの手でも収穫しやすくて楽しい!生でも漬物でも美味しく、親子で味わいやすいのもうれしいポイント。

• 苗の植えつけ時期:5月〜6月(7月上旬までなら地域によって間に合う)
• 収穫までの期間:開花から10日ほどで実が育つ
• 必要なプランター:深さ30cm以上、横幅も広めだと安心

プチアドバイス
• ツルが伸びるので、支柱(しちゅう)やネットで立体的に育てるのがコツ
• 水をたっぷり吸うので、夏場は朝・夕の水やりが安心です
• 実が曲がるのは水不足や栄養不足が原因。土の状態をよく観察しましょう



⑤ピーマン

暑さに強く、病気にもなりにくいので、意外と家庭菜園初心者におすすめ。次々に実ができるので、夏休みいっぱい収穫が楽しめます。
子どもが苦手な野菜でも「自分で育てたから食べてみたい!」に変わるかも。

• 苗の植えつけ時期:5月〜6月(地域によっては7月上旬まで可能)
• 収穫までの期間:苗から約40〜60日で収穫開始
• 必要なプランター:深さ30cm以上のしっかりしたサイズ

プチアドバイス
• 実が小さいうちに収穫すると、株が疲れずどんどん実をつけます
• 土が乾くと元気がなくなるので、特に晴れた日は朝の水やりを忘れずに
• 虫もつきにくく、育ててみると「ピーマンって簡単!」と感じる野菜です

3. はじめてでも失敗しない!プランター菜園の基本


プランター選びのポイント

• 野菜によって必要な「深さ」が違います
• ミニトマトや枝豆など、根を深く張るものは30cm以上の深さを選びましょう
• 排水性の高いものを選ぶことで良好な生育につながります



土選びのコツ

• 「野菜用の培養土(ばいようど)」と書かれたものをホームセンターや園芸店で選べば初心者でも失敗せず安心
• はじめは袋のまま使えるタイプも手軽でおすすめです



水やりの基本

• 夏は朝か夕方に。昼間は土が熱くなり、根を痛めることがあります
• 土の表面が乾いたら、鉢の底から水が出るまでしっかり水やり

4. 夏休みにおすすめの「観察&記録」アイデア

せっかくはじめる夏休みのプランター菜園。思い出を残すのに、こんなアイデアはいかが?

• 毎日、写真を撮って「育ちアルバム」を作ってみよう
• 子どもにひとこと感想をノートに書いてもらう
• 花や葉っぱの形をスケッチして残す 育てる過程そのものが、夏休みの自由研究や絵日記の題材にもぴったりです。


5. よくあるQ&A(初心者さんの疑問を解決)


Q. 虫が心配…。どうしたらいい?

→ネットをかけると、物理的に侵入を防ぐことができます。また、葉の裏をこまめにチェックするようにしましょう。虫や卵がついていたら水で洗い流すか割りばしなどを使って取り除きます。



Q. 萎れてしまったけど、どうしたらいい?

→日差しが強すぎたり、水やりが足りなかったのかも。水をたっぷりとあげて日当たりと風通しの良い場所で様子を見ましょう。西日が強く当たるなら、午後は半日陰で休ませてあげるのも効果的です。



Q. 子どもが途中で飽きてしまった…

→ラディッシュなど短期間で収穫できる野菜からはじめて、「できた!」という成功体験を先に味わうのがおすすめですよ。

6. 夏の成長を、親子で一緒に感じてみよう!

家庭菜園は、決して「難しいもの」ではありません。 特に夏は、植物の成長が早く、毎日の変化がわかりやすいので、はじめて家庭菜園をする人にとってはベストな季節です。

今年の夏は、ぜひお子さんと一緒に「育てる」時間を楽しんでみませんか?自然に触れ、命の大切さを感じ、そして自分で育てた野菜を食べる。その一連の体験は、何よりも豊かな夏の思い出になるはずです。

7. プランター栽培キットならもっと手軽で簡単!



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ぜひUETEと一緒に家庭菜園のある暮らしを楽しみましょう!

この記事を通して、お子さまとの夏休みが実りある素敵な時間になりますように。


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