パーマカルチャーとは?手軽に始める農的暮らし

ニュースで耳にする機会も増えた「SDGs」。
持続可能な社会を目指すために、自分にできることは何なんだろう……?
そんなことを考えている人もいるのではないでしょうか。

そんな人にぜひ知ってもらいたいのが『パーマカルチャー』という考え方です。
ゆっくり、小さな解決を積み重ねていくことを大切にしている『パーマカルチャー』には、
サステナブルなアクションを起こしたい人にとって参考になることがきっとあるはず。

今日はそんな『パーマカルチャー』の考え方や、
実際に行われている事例や日常生活へのおすすめの取り入れ方についてお伝えします。

パーマカルチャーとは

パーマカルチャーとは、

パーマネント(永続性)
農業(アグリカルチャー)
文化(カルチャー)

を組み合わせた造語です。

1974年にオーストラリアの生物学者ビル・モリソンとデビット・ホームグレンが
「持続可能な環境」をつくるデザイン体系として提唱し、
世界各国で実践されている農業手法から派生したデザイン手法です。
人と自然が共に豊かになるような関係を築いていくために持ちたい倫理観や、原則を示しています。

パーマカルチャーの倫理・原則

パーマカルチャーの考え方の基礎として
「3つの倫理」と「12の原則」が定められています。



パーマカルチャー「3つの倫理」

パーマカルチャーの倫理は、環境や経済などあらゆることが相関関係にあるため、
「競走」ではなく「共創」の精神が大切になります。

  • care of the earth:地球への配慮
  • care of the people:人を大切にする
  • fare share:余剰物を分配する


デビッド・ホルムグレンが提唱する「12の原則」

「3つの倫理」を基準とした、以下の「12の原則」を提唱しています。
アクションを起こす時に参考にするとよいでしょう。

  • 観察と相互作用
  • エネルギーの獲得と貯蔵
  • 収穫せよ
  • 自律とフィードバックの活用
  • 再生可能な資源やサービスの利用と評価
  • ゴミを生み出さない
  • パターンから詳細までのデザイン
  • 分離よりも統合
  • ゆっくり、小さな解決を
  • 多様性の活用と尊重
  • 接点の活用と辺境の評価
  • 変化に対しての創造的な利用と対応


都心ですぐに実践できるパーマカルチャー

今住んでいる場所で、パーマカルチャーの原則を全て実行することが
難しい人もきっと多いはず。
まずは小さいことから実践をはじめてみるとよいでしょう。

おすすめは家庭菜園です。
例えお庭が無くてもベランダなどの小さなスペースがあれば
ベランダ菜園として家庭菜園を始めることもできます。

しかし、家庭菜園をやったことがない、始めても失敗しそう。
そんな方のためにおすすめしたいのが
家庭菜園ブランド「UETE」のスターターセットです。




UETEではじめるパーマカルチャー


12の原則「ゆっくり、小さな解決を」 - ベランダ菜園をはじめる

自宅のベランダで植物を育てることで、
自然の循環を生活に取り入れることができます。
いきなり自給自足の生活をはじめることは難しいですが、
ベランダという小さな範囲から自分にできることをはじめてみるとよいでしょう。

UETEはベランダ菜園初心者でも
失敗しにくいアイテムを揃えているので、
はじめやすく、続けやすいことが特徴です。



12の原則「余剰分の分配」 - 収穫した野菜を他の人とシェアする

家庭菜園で自分で育てた野菜を友人におすそわけしたりといった、
自分が作ったものを他の人とシェアすることは、助け合いの精神を育みます。
自分にできることを周りに還元していくことが、よりよい社会をつくることへの
意識にもつながるはずです。

UETEで収穫した野菜は他の人とシェアするのもよいでしょう。
自分で料理をして、振る舞うこともおすすめです。



12の原則「多様性の活用と尊重」 - コンパニオンプランツを育てる

コンパニオンプランツという言葉をご存じでしょうか。
コンパニオンプランツとは、お互いに助け合いながら成長していく植物のことで、
「共栄植物」「共存植物」とも呼ばれています。

ベランダ菜園をするときは1種類だけでなく、
複数の植物を栽培すると成長を促すことができます。

複数栽培を取り入れることで
植物がよりよく成長する環境をつくっていきましょう。

おすすめはバジル。
トマト、ラディッシュ、ピーマンなどのコンパニオンプランツとして利用でき、
一緒に育てている野菜に害虫を寄せ付けない効果を発揮します。
バジルの育て方はこちらの記事を参考にしてみてください。 バジルの育て方

国内外のパーマカルチャー実例

これまでは手軽に取り入れられる家庭菜園を紹介してきました。
他にはどんな実践方法があるのでしょうか?
国内外の事例をご紹介します。



クリスタルウォーターズ(オーストラリア)

持続可能性を目標としたまちづくりや社会づくりのコンセプトのもとに設立された、
世界初のエコビレッジであるクリスタルウォーターズ。
パーマネントカルチャー発祥の地であるオーストラリアで1987年からあるこのエコビレッジには、
約640エーカーの広大な敷地にさまざまな人が生活しています。

クリスタルウォーターズでは住民たちの手によって積極的に植林が行われ、
森が回復し多くの野生動物たちが生息するようになったと言われています。

外から得られるエネルギーを最大限活用できるように、
屋根に降った雨はレインタンクに貯められ、飲料水、トイレ用水、シャワーにまで使われているそう。
使った後の水も微生物によって分解され、果樹畑や野菜畑用の水として利用されています。
さらにレインタンクは野菜畑の斜面の下に設置されていて、土砂崩れを防ぐ壁としての役目も。



パーマカルチャー・センター・ジャパン(日本・神奈川)

日本初のパーマカルチャー施設として設立された「パーマカルチャー・センター・ジャパン」。
1996年に神奈川県藤野町(現・相模原市緑区)に建設され、
パーマカルチャーデザイナーの資格を取得することのできる日本唯一の施設です。

日本国内で積極的に情報発信を行い、施設運営を通じてパーマネントカルチャーの日本での普及に尽力しています。
敷地内にはガーデンや水田があり、教育を目的とした米づくりなども行われています。

パーマカルチャーの今後

「パーマカルチャー」という言葉はサステナブルな暮らしに関心が高い人を中心に徐々に浸透しつつあります。

「地球上で一人ひとりが暮らし方を変えれば、
とてつもない社会的な変革が達成できる可能性がある」。
これはデビッド・ホルムグレンの言葉です。
いきなり全てを行うことは難しいですが、
どんな些細なことでもひとりが変わると世界が変わります。

まずは今回ご紹介した家庭菜園など小さなことから始めてみませんか?
UETEのスターターセットはバジル、ラディッシュ、ルッコラなど
手軽にはじめやすい野菜や、季節ごとに楽しめる野菜を用意しています。

自分で育てて、収穫して、大切な人たちと食べる楽しさを共有できる
パーマカルチャーを実践しましょう。

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