いちごの家庭菜園でよくあるご質問

 

UETEの「いちごの大苗 スターターセット」にお寄せいただいたご意見のなかから、
よくあるご質問をまとめました。 

いちごを育てる場所は屋外?室内?

 

Q. いちごはどんな場所で育てたらよいですか?

A. 日当たりと風通しのよいベランダなどのお外で育てていただくことをおすすめします。
いちごは寒さに強く、屋外での生育に適している野菜です(※北日本は例外です)。
ベランダが無かったり、ベランダの日当たりが悪いご家庭は庭先や玄関先での栽培をご検討ください。

 

Q. ベランダはありますが日当たりがイマイチです。それでも育てられますか?

A. いちご栽培にとって、日当たりは重要です。
おいしいイチゴを収穫するためには
日照(太陽の直射日光が地表に当たっている状態のこと)が8~12時間必要とされています。
直射日光にできるだけ長く浴びられる庭先や玄関先があれば、そちらに場所を移して育ててあげてくださいね。

 

屋外ではなく、室内で育てたい

 

Q. いちご苗は室内で育てられますか?

A. UETEでは原則、お外での栽培をおすすめしています。
おいしいいちごを育てるためには、日当たりがとても重要。
窓越しからそそぐ光は直射日光に比べると光の質が劣ってしまうので、
お外に置けるスペースがあるようでしたらできるだけお外で育ててあげてくださいね。

もし室内で育てていただく場合に、注意していただきたいポイントが3つあります。

 

〈ポイント1〉十分な太陽の光が注ぐ窓際で育てましょう。

1日のうち太陽から注ぐ直射日光に当たる時間が長ければ長いほど、いちごにとっては好環境です。

 

〈ポイント2〉エアコンの風が直接当たらないようにしましょう。

観葉植物などと同じく、過度の乾燥を招いたり、葉が傷んでしまうので
エアコンの風は直接当たらないようにしましょう。

 

〈ポイント3〉プランターの底に受け皿を敷きましょう。

UETEのプランターはベランダなど室外で育てていただくことを想定して、水はけの良さが特徴になっています。
水やりの際にプランターからお水がしみ出てきますので、
お部屋が濡れないようにプランターの底には受け皿を別途用意してあげてください。

 

水やりのコツが知りたい

 

Q. 水やりのタイミングに悩みます。「表土が乾いたら」とは?

A. 寒い時期は土の湿り気を確認しながら数日に1度を目安に。
暖かくなってきたら毎日、水やりをしてください。
お水をあげる時間帯は午前中がおすすめです。

下の写真は、左が乾いている土、右が湿っている土。
湿っている土のほうが色が濃いことが伝わりますでしょうか?

 

写真左)乾いている土  右)湿っている土

 

目視で分かりづらい場合は、土を触ってみるのがおすすめ。
土がさらっとしていたら、乾いているサインです。

 

Q. 水やりは控えめなほうがいいですか?

A. いちごは土が乾きすぎると生長しづらくなってしまいます。
特にUETEのスターターセットは水はけの良さにこだわっているため、
土が乾いたら、プランターの底からあふれるくらいにたっぷりのお水をあげてくださいね

 

寒さ対策について押さえておくこと

 

Q. 雪が降るくらい寒い日も、ベランダに出しっぱなしで大丈夫ですか?

A. 寒さには強い野菜なので、翌日には解けるほどの雪模様であれば外に置きっぱなしでも大丈夫です。
もし気になられる場合は、一時的に室内の日当たりの良い窓際に避難させてあげてください。

 

Q. 東北在住です。朝晩は氷点下になります。室内で育てたほうがよいですか?

A. 関東以西の平野部であれば、それほど気温について気にする必要はありませんが、
北日本にお住まいの場合は、気温が下がる朝晩は室内で管理してあげてください。
もしくは、高さのある段ボール箱などを被せて保温しておくのも効果的です。
イチゴは低温には強い野菜なのですが、あまりに霜が何度も当たると
葉を傷めたり、プランター内の土が冷えてしまって凍結の可能性があるためです。

 

おいしくたくさん育てたい!

 

Q. 甘くするコツはありますか?

A. 日当たりのよい場所で育ててあげてください。
それから、生長の途中で弱ってしまった実は思い切ってとってしまって、
元気よく育っている実に栄養を行きわたらせる
ようにしてください。

 

Q.伸びたツルはどうすればよいですか?

A.長く伸びたツル(ランナー)は、ツルをさらに伸ばすために栄養を奪っていってしまいます。
収穫量が減ってしまうので、株元ですべて切るようにしてください。

 

Q.花や実はついたままでいいですか?

A.育てはじめ(10月~11月)から2月頃まではいちごは冬越の状態です。この時期に咲いた花や実は春に向けての栄養を奪ってしまうので取るようにしましょう。
本格的に花が咲き始めるのは3月~4月。平均気温が10℃以上になってから咲いた花を人工授粉しましょう。

 

人工授粉はどうやって?

 

Q. 人工授粉にベストなタイミングはありますか?

A. 開花から3~4日以内の日中がおすすめです。

 

Q. 受粉の仕方を教えてください。

A. いちごの花が咲いたら、開花後3~4日以内の日中に綿棒か毛先が柔らかい筆で花の中心をくるりと撫でます。
黄色い花粉を花の中心にくっつけるイメージでやさしく撫でてあげてくださいね。

受粉の様子を動画にしてみました!ご覧になってみてください。

 

 

病害虫への対策もしっかりと

 

Q.葉に白いカビのようなものが付着していますが大丈夫ですか?

「うどんこ病」という、白カビの一種です。主に風に吹かれて植物に付着してしまうことが原因です。
見つけたらふき取って取り除いてあげてください。葉の裏も忘れずにチェックしましょう。

 

収穫後も楽しんでいただくために

 

Q.収穫し終わったポットや土はどうすればよいですか?

実の収穫が終わったあとは、苗だけ廃棄していただき、プランターと培土は他の野菜栽培に再利用ができます。
UETEの培土は、タキイ種苗が研究開発した自慢の培土なんです!

 

品種にもこだわり

 

Q. UETEのいちごはなんという品種ですか?

A. 2024年1~4月販売の品種は「カレンベリー」
果実はやや縦長でスマート。甘みが強く、とってもジューシー。
丈夫な性質なので、イチゴ栽培が初めての方にもおすすめです。

 

おいしいいちごが収穫できますように!

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