いちごの育て方|プランターなら初心者向け!室内栽培のコツも

いちごの育て方を初心者さんにもわかりやすく解説します。
いちごをプランターで栽培するには苗の植えつけから収穫まで8つのステップを押さえましょう。
病気や害虫の対策や、栽培中につまづきがちなよくある質問もまとめました。
おいしいいちごを収穫するための参考になりますように。


目次

  1. いちごってどんな野菜?
  2. いちごをプランターで育てる時期や環境
  3. いちごのプランター栽培に必要なもの
  4. いちごのプランター栽培の方法|8つのステップ
  5. いちごのプランター栽培で注意すべき病気や害虫
  6. いちごのプランター栽培に関するよくある質問

1. いちごってどんな野菜?

1. いちごってどんな野菜?

いちごは、バラ科オランダイチゴ属の植物で、野菜の仲間。

スーパーマーケットで売られているいちごは
農家さんによってハウス栽培されたものがほとんどなので、
夏の一時期を除いてほぼ1年中、出回っています。
だけど、本来の旬は春から初夏にかけて収穫する「春を告げる果実」だということはご存知でしたか?


2. いちごをプランターで育てる時期や環境

2. いちごをプランターで育てる時期や環境


いちごの栽培カレンダー(秋植え編)

いちごの栽培カレンダー(秋植え編)


いちごの栽培カレンダー(春植え編)

いちごの栽培カレンダー(春植え編)


ベランダなど日当たりと風通しのよい場所で育てます

いちごを甘くするコツは、おひさまによく当てること。
植物は光合成によって糖とでんぷんを作り出すので、
日光と水と酸素のバランスが取れていることがとても大切なのです。

ベランダが無かったり、ベランダの日当たりが悪いご家庭は庭先や玄関先での栽培をご検討ください。


いちごは寒さに強い野菜

「冬場も外で育て続けても大丈夫?」とのご質問を多くいただきますが、
いちごは寒さに強く、屋外での生育に適している野菜なのでご心配無用です(※北日本は例外です)。


雪が降るくらい寒い日は・・・

翌日には解けるほどの雪模様であれば外に置きっぱなしでも大丈夫です。
もし天候が気になられる場合は、
一時的に室内の日当たりの良い窓際にプランターごと避難させてあげてください。


鳥に注意!

人間よりも野菜の食べごろをよく理解している鳥たちは、いちごが大好物! 
マンションやアパートの低層階、戸建てにお住まいの場合、
ハトなどの鳥からいちごの実が狙われないようにご注意を。


3. いちごのプランター栽培に必要なもの

3. いちごのプランター栽培に必要なもの

・いちごの苗
・プランター
・培養土(10L)
・肥料
・ひのき木綿
・ジョウロ
・綿棒か筆
・剪定ハサミ


4. いちごのプランター栽培の方法|8つのステップ

いちごのプランター栽培の方法を8つのステップにまとめました。
家庭菜園ブランド「UETE」の定番商品「いちご スターターセット」を使って、
いちごの育て方をご紹介します。


はじめに|苗にまつわる注意点

苗はなまものです。
UETEでご注文いただいた場合、ダンボールが到着したら苗はできるだけ早く取り出して、
風通しが良く日の当たる場所に置いてあげてください。

お届けするダンボールが頑丈なままでお届けできるように、
出荷前さいごの苗への水やりは控えめにしています。
そのため、苗をプランターに植え替えるまでの期間は、
苗をダンボールから出したまま、毎日の水やりを絶やさないようにしてあげてください。

※到着後、お水をあげていただいたにも関わらず、葉のしおれが戻らない場合はお問い合わせください。


いちごのプランター栽培の方法|①土づくり

いちごのプランター栽培の方法|①土づくり

まずは、UETEの培養土「UETE SOIL PACK」を使って土づくりに取りかかりましょう。

家庭菜園で重要なポイントのひとつに、育てる野菜と土との相性があります。
UETEのオリジナルアイテムのUETE SOIL PACKは、
軽量で野菜が健全に根を張り成長するように、野菜が喜ぶ良質な栄養源をオリジナルブレンドした培養土。

お届け時はさらさらと乾燥した状態になっていますが、使用前に水を含ませることで効果を発揮します。

UETE SOIL PACKは野菜が喜ぶ良質な培養土です

使い方はカンタン。
2袋分(計10L)のUETE SOIL PACKに対して500mlの水をたっぷりと含ませて、
プランターの中で大胆にかき混ぜたらUETE流の土づくりの完成です。


いちごのプランター栽培の方法|②苗の植えつけ

いちごのプランター栽培の方法|②苗の植えつけ

培養土の用意が整ったら、いちご苗をポットからプランターへ移し替えてあげましょう。
これを苗の「植えつけ」と呼びます。
葉のつけ根にあるクラウンという部分を土に埋めないよう、浅く植えるのがいちご苗の植えつけのコツ。

植えつけたら、苗を土になじませるために再び500mlの水を与えます。


いちごのプランター栽培の方法|③マルチング

いちごのプランター栽培の方法|③マルチング

植えつけ後は、「ひのき木綿(もくめん)」で土の地表部を覆います。
このひのき木綿のおかげで、雑草の発生を防いだり、
水分の蒸発や病害虫の発生を防ぐことができる「マルチング」の作用が生まれるんですよ。

このとき、肥料をあげる必要はありません。
UETE SOIL PACKに含まれている肥料成分が、効き目を発揮するからです。


いちごのプランター栽培の方法|④水やり

いちごのプランター栽培の方法|④水やり

いちごを育てはじめたら、毎日、土の状態をチェックしましょう。
表土が乾いたら水やりをします。
プランターの底から溢れるくらいにたっぷりとお水をあげてくださいね。


冬の水やりのポイント

冬のあいだ、いちごの苗は休眠するので土から吸い上げる水の量が少なくなります。
土の状態のチェックを怠ってしまうと、
いつの間にか土が乾燥してしまい、苗が傷む原因になるので注意してください。


春の水やりのポイント

年が明け、春が訪れて暖かくなるといちごの苗の成長はぐんと進み、たくさんの水が必要に。
特に花や実がつく頃の水やりはとても重要です。

お水をあげる時間帯は午前中がおすすめです。寒い時期は土の湿り気を確認しながら数日に1度を目安に。
暖かくなってきたら毎日、水やりをしてください。

目視で分かりづらい場合は、土を触ってみるのがおすすめ。
土がさらっとしていたら、乾いているサインです。

水やりのタイミングがわからなければ、水やりチェッカー「SUSTEE(サスティー)」が便利ですよ。


★ここまでの流れを動画にまとめました!(前編)


いちごのプランター栽培の方法|⑤休眠

屋外での家庭菜園の場合、いちごは10月中旬~下旬ごろに「休眠」に入ります。
休眠が最も深くなるのは11月中旬~下旬ごろです。

そして、ある一定期間の低温に遭遇することで休眠が破れます。
おおよその覚醒の時期は年が明けた1月中旬以降から
天候の具合により、覚醒する時期は多少前後します。


休眠中のいちごの特徴:葉が枯れる

いちごは休眠状態に入ると、葉が赤くなって枯れていきます。
しかし、心配はありません。

休眠はいちごにとって厳しい条件である冬場を乗り切るための自衛手段といえます。
地上部はできるだけ小さく、また地に這った姿で寒さをしのぎながら、
地下部の根には養分を蓄えて春に備えています。

したがって低温期を乗り切るために極端に乾燥が続く場合には水やりも大切です。


休眠中のいちごの特徴:花は摘みとる

通常、冬に花は咲きませんが、秋の気象条件により花が咲いてしまうことがあります。
プランター栽培で冬に咲いた花にはよい実がつかないので、株の消耗を防ぐために花は摘みとります。

継続的に平均温度が10度以上になる4月以降、咲いた花に実をならせましょう。


いちごのプランター栽培の方法|⑥受粉

いちごの育て方|⑥受粉

3月初旬ごろ、暖かくなると新葉が出てきていちごは元気に生育へ。
そしていよいよ、4月に入り平均気温が10度を超えてくると、いちごの花が開花をはじめます。


いちごが大きくキレイな実をつけるためには「受粉」が必要です。
受粉は、植物に実がなることを意味する「結実」のために重要。
これがうまくいかないと
『花はたくさん咲くのに実がならない』
『実が奇形になった』
といったトラブルにつながります。


農家さんにとっての受粉のパートナーは、ミツバチなどの訪花昆虫ですが、
ミツバチを誘い込む代わりにUETEがおすすめしたいのは「人口受粉」です。
方法はカンタン。いちごの花が咲いたら、
開花から3~4日以内の日中に、綿棒か毛先が柔らかい筆で花の中心をくるりと撫でます。
黄色い花粉を花の中心にくっつけるイメージで、やさしく撫でてあげてくださいね。


不要なランナーは切り取りましょう

いちごの花の開花がはじまる時期と同じくして、細いヒモのような茎(ランナー)が次々に発生します。

ランナーは新しいいちごの株を殖やすための茎なので、実を成らせるためにはランナーの存在は適しません。
ランナーに果実の栄養が奪われてしまわないように、ランナーは株元の近くで切り取るようにしてください。


いちごのプランター栽培の方法|⑦肥料(追肥)

いちごの育て方|⑦肥料(追肥)

植物を植えつけた後に施す肥料のことを「追肥(ついひ)」と呼びます。
いちごがすくすくと育つように、まずは植えつけから約1カ月後を目安にして株元に追肥をしましょう。
その後も、月に1回程度のペースで収穫が終わるまで追肥を繰り返し、いちごの苗のすこやかな生長を促します。

肥料の量の目安は、UETEがお届けする肥料袋を追肥1回につき1袋です。


★ここまでの流れを動画にまとめました!(後編)


いちごのプランター栽培の方法|⑧収穫

いちごの育て方|⑧収穫

5~6月には果実が実ります。実が大きくふくらんで赤くなったら、収穫の合図です。
ヘタのあたりをハサミで切り取って、採れたての味をぜひお楽しみくださいね。


5. いちごのプランター栽培で注意すべき病気や害虫

いちごのプランター栽培で注意すべき病気や害虫について解説します。


病気

いちごの病気は、主にうどんこ病、炭そ病、灰色かび病などがあります。
日当たりや風通しが悪く、高温多湿になると病気が出やすくなるのでプランターの置き場所に配慮を。


害虫

いちごの害虫には、コナガやアブラムシ、ハダニなどが挙げられます。
見つけ次第、捕殺しましょう。


6. いちごのプランター栽培に関するよくある質問

6. いちごのプランター栽培に関するよくある質問

いちごの育て方に関するよくある質問をまとめました。


Q. ベランダはありますが日当たりがイマイチです。
それでもベランダで育てられますか?

A. イチゴのプランター栽培にとって、日当たりは重要です。

おいしいいちごを収穫するためには
日照(太陽の直射日光が地表に当たっている状態のこと)が8~12時間必要とされています。
直射日光にできるだけ長く浴びられる庭先や玄関先があれば、そちらに場所を移して育ててあげてください。


Q. いちごは室内でも育てられますか?

A. 環境によっては可能ですが、基本的には屋外栽培がおすすめです

おいしいいちごをプランターで育てるためには、日当たりがとても重要です。
窓越しからそそぐ光は直射日光に比べると光の質が劣ってしまうので、
屋外に置けるスペースがあるようでしたらできるだけ屋外で育ててあげてくださいね。

もし室内で育てていただく場合に、注意していただきたいポイントは3つあります。


〈ポイント1〉十分な太陽の光が注ぐ窓際で育てましょう。

1日のうち太陽から注ぐ直射日光に当たる時間が長ければ長いほど、いちごにとっては好環境です。


〈ポイント2〉エアコンの風が直接当たらないようにしましょう。

観葉植物などと同じく、過度の乾燥を招いたり、葉が傷んでしまうので
エアコンの風は直接当たらないようにしましょう。


〈ポイント3〉プランターの底に受け皿を敷きましょう。

UETEのプランターはベランダなど屋外で育てていただくことを想定して、水はけの良さが特徴になっています。
水やりの際にプランターから水がしみ出てきますので、
お部屋が濡れないようにプランターの底には受け皿を別途用意してあげてください。


Q.朝晩は氷点下になるほど寒い東北地方に住んでいます。
冬場の管理のポイントを教えてください。

A. 北日本にお住まいの場合、気温が下がる朝晩は室内で管理してあげてください。

高さのある段ボール箱などを被せて保温しておくのも効果的です。
いちごは低温には強い野菜なのですが、あまりに霜が何度も当たると
葉を傷めたり、プランター内の土が冷えてしまって凍結の可能性があるためです。


Q. いちごの果実とランナーが同時に生長しています。
どのように管理すればよいですか?

A. ランナーはこまめに切り取りましょう。

開花、結実期に出てきたランナーは、収穫が終わるまではこまめに摘みとります。
ランナーを切ることで、株に余分な負担をかけずに栄養分を果実に回してよい実をならすことにつなげましょう。

根元を傷つけないように、根元から少し離れた所で切ると、そのランナーは次第に枯れていきますよ。


Q. 葉に白いカビのようなものが付着していますが大丈夫ですか?

A. 「うどんこ病」という、白カビの一種です。


うどんこ病の発生は、主に気温もしくは室温が20度前後の時期です。
季節でいうと、春や秋に発生しやすくなります。
主に風に吹かれて植物に付着してしまうことが原因のため、見つけたらふき取って取り除いてあげてください
葉の裏も忘れずにチェックしましょう。


いちごを上手に育てておいしく収穫しよう!

家庭菜園でいちごを育てるおもしろさは、
苗から育てたいちごを新鮮なうちに自分で収穫して採れたてのおいしさを体感するところにあるでしょう。

苗から育てて、成長を見守ることで、
普段口にしている野菜がどんな風に育っていくのかを知ることができるのは、家庭菜園ならではの醍醐味です。


初めていちごを育てるならUETEがおすすめ

家庭菜園ブランド「UETE」では、ベランダなど育てる場所さえあれば
誰でも簡単にいちごの家庭菜園を始められる「いちご スターターセット」を販売中。

UETEがお届けするいちごの苗は、4~5月頃にかけて苗1本あたり10粒前後の実が収穫できる予定です。
※栽培状況により、収穫目安に満たない場合がございます。

そんな家庭菜園のある心地よい暮らしをUETEではじめてみませんか? 


育て方に迷ったらお気軽にご質問ください

いちごの育て方について、わからないことが出てきましたら
当サイトのCONTACTやInstagram(@uete.jp)からお気軽にご質問くださいね。


★よくあるご質問をまとめました

いちごの家庭菜園についてよくあるご質問へ


いちごの成長を日々見守ってあげてくださいね。


 

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