プランター栽培に発生するコバエ|原因と対策を徹底解説!



プランターで家庭菜園をしていると、どこからかいつの間にかコバエが発生していることありませんか?

いつ?どこからやってきたの?

本記事では、これからの季節に要注意なコバエの発生原因や効果的な対策方法をご紹介します。

1. コバエってどんな虫?


皆さまはそもそも「コバエ」がどんな虫かご存じですか?

体長2㎜~3㎜の小さなハエ類の総称

コバエは小型のハエ類の総称で、日本でも無数の種類が生息しています。
プランターに発生するコバエの多くは「ショウジョウバエ」という種類です。

わずかな隙間から家に侵入

コバエは体がとても小さく、エアコンの室外機や換気扇、網戸などのわずかな隙間から侵入してしまいます。

2. プランターに群がる理由と及ぼす被害


土中の有機物の分解したものに集まり産卵

未熟な堆肥などが土に混ざっていると、そこがコバエの産卵場所になります。
メスは羽化して3~4日で産卵、生存期間は2週間から1ヵ月で、その間500個以上の卵を産みつけます。

コバエは生きた植物には害を与えない

実はコバエは生きた植物には被害を与えません。
しかし、プランターの周辺などに集まって飛び交うと、鬱陶しく衛生面で不快感がつのってしまいますよね。

3. コバエの発生時期と好む条件


4月~11月、気温:25~30℃、湿度:70%ほど。
コバエは高温多湿の環境を好み、真冬を除いてほぼ一年中活動しています。

4. コバエを発生させない効果的な対処方法


風通しを良くし、湿度を上げない環境をつくる

コバエは湿気が高い場所を好みます。プランター同士の間隔をあけたり水はけを良くしたりして、湿度が高くならないように工夫しましょう。

化成肥料を使う

コバエは有機物に産卵する性質を持つので、有機肥料を使っていると発生しやすくなります。
有機肥料は土中に深く埋め込むか、化成肥料を使いましょう。

生ごみや腐敗物を処理する

少量の餌からも発生するため、わずかな生ごみや腐敗物を放置すると大発生してしまいます。
三角コーナーやゴミ箱などの生ごみは残さず衛生的にしましょう。

5. コバエが発生してしまったときの撃退方法


市販の粘着シートやハエ取り棒を使う

粘着シートやハエ取り棒は、園芸店やホームセンターなどで手軽に手に入る便利アイテム。
強力粘着で大量のコバエを一気に撃退することができます。

食器用洗剤を使ったハエ取りトラップ

カップやペットボトルなどにお酒やジュース、果物の食べ飲み残し、またお酢やめんつゆの残りを注ぎ、食器用洗剤を数滴落とします。
そこに集まってきたコバエを溺死させ撃退できます。

自宅やベランダまわりの清掃

家の周辺やベランダまわりの清掃を心がけ、生ごみなどは密封するようにしましょう。
衛生的にすればコバエの発生を抑えることができますよ。

6. コバエ知らずで家庭菜園を楽しもう


害があるわけではないけど、育てているプランターまわりに群がられると嫌になるのがコバエ。
風通しを良くしたり便利な粘着シートを使うなどしてコバエ対策をして、プランター栽培を楽しみましょう。

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