いちごはプランターで手軽に育てられることから家庭菜園初心者の方にも特におすすめ!
しかし、上手に栽培して収穫するためには注意が必要です。
この記事では、いちごの育て方で悩んでいる方へ、
プランターでいちごを育てる際によくある失敗と、それらを回避するためのヒントについてご紹介します。
1. 適切なプランターの選択
失敗
小さすぎるプランターを選び、いちごの根が育つ十分なスペースを与えられていない。
回避策
適切なサイズのプランターを選び、いちごの根が広がるスペースを確保しましょう。
いちごを育てるには深さが15~20cm、株と株の間隔が20cm必要です。
育てるのに適したサイズの中から、お好みのデザインを選びましょう。
2. 適切な土の選択
失敗
用途をよく見ず普通の庭用の土を使用し、いちごの生長に必要な栄養を満たせていない。
回避策
いちごの栽培に適した土を選び、有機質肥料を追加していちごに必要な栄養を送るようにしましょう。
3. 適切な水やり
失敗
世話をかけたいあまり水をあげ過ぎたり、逆に水不足により根腐れや乾燥が発生してしまう。
回避策
表面の土を確認し、表面の土がサラサラと乾いていたら水やりをしましょう。
冬の水やりポイント
冬のあいだ、いちごの苗は休眠するので土から吸い上げる水の量が少なくなります。
土の状態のチェックを怠ってしまうと、いつの間にか土が乾燥してしまい、苗が傷む原因になるので注意してください。
春の水やりポイント
年が明け、春が訪れて暖かくなるといちごの苗の成長はぐんと進み、たくさんの水が必要に。
特に花や実がつく頃の水やりはとても重要です。
お水をあげる時間帯は午前中がおすすめです。
寒い時期は土の湿り気を確認しながら数日に1度を目安に。
暖かくなってきたら毎日、水やりをしてください。
目視で分かりづらい場合は、土を触ってみるのがおすすめ。
土がさらっとしていたら、乾いているサインです。
水やりチェッカーを使おう
水やりのタイミングがわからなければ、水やりチェッカー「SUSTEE(サスティー)」が便利ですよ。
4. 適切な日光と温度管理
失敗
十分な日の光が当たらない場所にプランターを置いている。
回避策
おいしいいちごを収穫するためには日照(太陽の直射日光が地表に当たっている状態のこと)が
8~12時間必要とされてます。
直射日光にできるだけ長く浴びられる庭先や玄関先があれば、そちらに場所を移して育ててあげてください。
5. 害虫と病気の管理
失敗
害虫や病気に対する注意を怠り、いちごが病気にかかったり枯れてしまった。
回避策
いちごの病気は、主にうどんこ病、炭そ病、灰色かび病などがあります。
日当たりや風通しが悪く、高温多湿になると病気が出やすくなるのでプランターの置き場所に配慮を。
また、いちごの害虫には、コナガやアブラムシ、ハダニなどが挙げられます。
見つけ次第、捕殺しましょう。
まとめ
いちごをプランターで上手に育てるには、適切なプランター、土、水やり、日光、病害虫管理が重要です。
これらのポイントをおさえると、たくさんの美味しいいちごを収穫することができるでしょう。
成功の秘訣は計画と丁寧なケアです。
おいしいいちごが収穫できますように!