枯れた野菜どうする?秋へ向けた夏野菜の片づけ方を解説


夏の暑さを乗り越え、たくさんの実りを与えてくれたプランターの夏野菜たち。
収穫が終わったら、次の栽培に向けて、プランターをしっかりと片付けましょう。

この記事では、家庭菜園初心者さんにもわかりやすく、
夏の終わりから秋にかけて行う夏野菜の片付けについてご紹介します。

なぜ夏野菜の片付けが大切なの?


夏野菜を片付けずにそのままにしておくと、病害虫が繁殖したり、土壌が汚染されたりしてしまうことがあります。
また、プランターの中で雑草が生えてしまい、次の野菜の生育に影響がでてしまう場合も。

夏野菜の片付けは、単に枯れた植物を処分するだけでなく、次の野菜を元気に育てるための大切な準備なのです。

片付け前の準備


まずは、片付け作業に必要なものを準備しましょう。

道具: スコップ、熊手、剪定バサミ、ゴミ袋
保護具: 手袋、長袖のシャツ、長ズボン、帽子
消毒液: 病害虫予防のために、市販の消毒液があると安心です。

夏野菜の片付け方


1. 枯れた植物は燃えるごみとして処分

枯れた植物は根ごとプランターから引き抜きましょう。その後30cm以内になるよう短く切っておきます。
病害虫がついた可能性があるため、他の植物に感染させないよう、すぐにゴミ袋へ入れて燃えるごみとして処分しましょう。

2. プランターの洗浄

中性洗剤でプランターを洗い、病害虫や残留物をきれいに落とします。
洗ったプランターは、よく乾燥させ、日光に当てて消毒しましょう。

3. 土の消毒 or 処分

土を再利用したい場合は、土中に含まれる病原菌を退治するため殺菌・消毒をする必要があります。
方法は、プランターの土を別の容器に移し、数日間日光に当てて殺菌する「太陽消毒」、
市販の土壌改良剤を使う「薬剤消毒」のふたつ。

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土を捨てて新しい土を使いたい場合は、土を処分する必要があります。
土は一般ごみとして捨てることができない自治体が多いため、事前に確認しましょう。
もし一般ごみとして捨てることができない場合は、お近くの不用品回収・資源回収業業者に依頼しましょう。

4. 支柱やネットの掃除

支柱やネットについた土や汚れを水で洗い流し、乾かします。
病害虫がついた可能性がある場合は、消毒液で消毒しましょう。

片付け後の準備


1. 新しい土を入れる

市販の培養土や、自分で作った堆肥などを混ぜて、プランターに新しい土を入れましょう。

2. 次の野菜の準備

秋に収穫できる野菜の種や苗を準備します。
プランターのサイズや、日当たりの良い場所などを考慮して、栽培する野菜の種類を選びましょう。

まとめ


夏野菜の片付けは、次の野菜を元気に育てるためにとても大切な作業です。
この記事を参考に、しっかりとプランターを片付けて、秋の野菜作りを楽しんでくださいね。

ポイント


・病害虫に感染している場合は、他の植物にうつらないよう注意しましょう。
・土壌改良材を混ぜることで、より良い土壌を作ることができます。
・次に何を植えたいか、事前に計画を立てておきましょう。

よくある質問


Q. 枯れた植物を庭に捨てるのはダメですか?

A. 庭に捨てる場合は、他の植物から離れた場所で、細かく切って土に埋め込みましょう。

Q. プランターを再利用できますか?

A. プランターの種類によりますが、洗って乾燥させれば、再利用できます。

Q. どのくらいの頻度で土を替えるべきですか?

A. 1年に1回は新しい土に替えることをおすすめします。

秋も家庭菜園を楽しもう


プランター栽培は、ベランダや室内など、ちょっとしたスペースがあればどこでも手軽に始められるのが魅力です。
この記事を参考に夏野菜を片付けて、ぜひ秋も色々な野菜を育てて、食卓を彩ってみてくださいね。

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