金柑(キンカン)の育て方を初心者さんにもわかりやすく解説します。
金柑をプランターで栽培するには苗木の植えつけから収穫まで7つのステップを押さえましょう。
1. 金柑(キンカン)ってどんな果樹?
金柑(キンカン)はミカン科キンカン属で中国原産の柑橘です。
見た目はみかんにそっくりですが、皮ごと食べることができるので、
豊富に含むビタミンCなどの栄養素を漏れなく吸収することができます。
お正月の定番である甘露煮やジャムなど、ほのかな苦みの中に広がる酸味と甘味をお楽しみください。
2. 金柑(キンカン)を育てる時期や環境
ベランダなど日当たりの良い場所で育てます
金柑(キンカン)を元気よく育てるコツはおひさまによく当てること。
植物は光合成により葉が大きく育つので、日光と水と酸素のバランスを上手にとることが大切です。
3. 金柑(キンカン)のプランター栽培に必要なもの
・金柑(キンカン)の苗木
・プランター
・培養土(15L)
・肥料
・マルチング材
・ジョウロ
・剪定ハサミ
4. 金柑(キンカン)の育て方|7つのステップ
金柑(キンカン)の育て方を7つのステップにまとめました。
家庭菜園ブランド「UETE」の定番商品「金柑(キンカン) スターターセット」を使って、
金柑(キンカン)の育て方をご紹介します。
金柑(キンカン)の育て方|①土づくり
まずは、UETEの培養土「UETE SOIL PACK」を使って土づくりに取りかかりましょう。
家庭菜園で重要なポイントのひとつに、育てる野菜と土との相性があります。
UETEのオリジナルアイテムのUETE SOIL PACKは、
軽量で野菜が健全に根を張り成長するように、野菜が喜ぶ良質な栄養源をオリジナルブレンドした培養土。
お届け時はさらさらと乾燥した状態になっていますが、使用前に水を含ませることで効果を発揮します。
使い方はカンタン。
3袋分(計15L)のUETE SOIL PACKに対して750mlの水をたっぷりと含ませて、
プランターの中で大胆にかき混ぜたらUETE流の土づくりの完成です。
金柑(キンカン)の育て方|②苗木の植えつけ
プランターの中心にくぼみをひとつ作り、金柑(キンカン)の苗木を植えつけます。
深植えにならないよう、ポットから抜き取ったばかりの根と土が絡まり合った「根鉢(ねばち)」が
土よりもやや高めか同じになるようにしてください。
植えつけ後は苗が倒れないよう土寄せをし、ひのき木綿で地表部を覆います。
その後、たっぷりと水をあげてください。
金柑(キンカン)の育て方|③マルチング
植えつけたら、マルチング材(UETEの「金柑(キンカン)
スターターセット」では『ひのき木綿』を使用)で
地表部を覆い、たっぷりと水をあげます。
このとき、肥料をあげる必要はありません。
UETE SOIL PACKに含まれている肥料成分が、効き目を発揮するからです。
金柑(キンカン)の育て方|④水やり
金柑(キンカン)を育てはじめたら、毎日土の状態をチェックしましょう。
春と秋は1日1回、夏は乾燥しやすいので朝夕2回ほど水を与えます。
冬の間は土の表面が乾いたら水を与えます。
水やりのタイミングがわからなければ、水やりチェッカー「SUSTEE(サスティー)」が便利です。
金柑(キンカン)の育て方|⑤剪定
剪定によって仕立て作業をすることで、
収穫がしやすくなったり、均等に養分を与えることができます。
金柑(キンカン)の苗木を植えつけてから2年目以降の春に、
混み合ってきた枝は3分の1ほどの長さに剪定をして枝同士の日当たりと風通しをよくします。
★トゲが気になる場合は、生長に影響はないので切っても構いません。
切る場合は枝を傷付けないように気を付けましょう。
こんな枝は剪定しよう
- 株元から生えている
- 日当たりを邪魔している
- 細くて元気がない
- 下向きに伸びている
- 前年に実をつけた
金柑(キンカン)の育て方|⑥肥料(追肥)
株元に、必要養分を追加で与える「追肥(ついひ)」をします。
金柑(キンカン)は生育旺盛のため肥料をたくさん欲します。
植えつけ後、5月、10月、翌2月に肥料を与えましょう。
肥料の量の目安は、UETEがお届けする肥料袋(各15g)を追肥1回につき1袋です。
追肥後に見える白カビのようなものは「酵母菌」です。
追肥後、土の表面に白カビのようなものが発生する場合があります。
これは肥料に含まれる「酵母菌」というものです。
スターターセットに付属の肥料が有機肥料のため、暖かくなるとこの酵母菌がつきやすくなりますが、
害は全くありません。
見た目が気になる場合は、5cm程度土を掘り起こして土中に肥料を入れてください。
金柑(キンカン)の育て方|⑦収穫
金柑(キンカン)は、植えつけてから3年目の12月上旬~4年目の2月上旬にいよいよ初収獲を迎えます。
白くて小さな花が咲いたら、金柑(キンカン)に実がつきはじめる兆候です。
花が咲いてからおよそ150日後、果実全体が鮮やかなオレンジ色になったら収穫の合図。
ヘタの少し上をハサミで切り取り収穫しましょう。
このとき、たくさん収穫したいからとすべての実が完熟するまで待っていると木が弱ってしまいます。
小ぶりな実、傷のついた実は取ってしまい、実数を減らしましょう。
金柑(キンカン)を上手に育てておいしく収穫しよう!
家庭菜園で金柑(キンカン)を育てるおもしろさは、
自分で育てた金柑(キンカン)を新鮮なうちに自分で収穫して採れたてのおいしさを体感するところにあるでしょう。
苗木から育てて、成長を見守ることで、
普段口にしている果実がどんな風に育っていくのかを知ることができるのは、家庭菜園ならではの醍醐味です。
初めて金柑(キンカン)を育てるならUETEがおすすめ
家庭菜園ブランド「UETE」では、ベランダなど育てる場所さえあれば
誰でも簡単に金柑(キンカン)の家庭菜園を始められる「金柑(キンカン) スターターセット」を販売中。
UETEがお届けした「スイートシュガー」は、香りが 高く非常に甘くておいしい品種。
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育て方に迷ったらお気軽にご質問ください
金柑の育て方について、わからないことが出てきましたら
当サイトのCONTACTやInstagram(@uete.jp)からお気軽にご質問ください。
UETEといっしょに、おいしい金柑が収穫できますように。