ラディッシュ(別名、はつか大根)の育て方を初心者さんにもわかりやすく解説します。
ラディッシュをプランターで栽培するには種まきから収穫まで6つのステップを押さえましょう。
おいしいラディッシュを収穫するための参考になりますように。ぜひご覧ください!
1. ラディッシュってどんな野菜?
ラディッシュは別名「はつか大根」と言われるとおり、
20日ほど(※気温の低い季節はおよそ2培の日数が必要です)で収穫できるアブラナ科のミニ大根です。
2. ラディッシュを育てる時期や環境
ラディッシュの種まきは春〜秋にかけて行うとよいでしょう。
ラディッシュは初心者さん向けの栽培しやすい野菜なので、押さえるべきポイントを2つだけ。
ベランダなど日当たりの良い場所が好み
ラディッシュを元気よく育てるコツはおひさまによく当てること。
植物は光合成により葉を大きく育たせるので、日光と水と酸素のバランスを上手にとることが大切です。
猛暑と梅雨に注意!
暑すぎる時期は、根の肥大が悪くなり葉だけが育ってしまったり病気になったりと、
ラディッシュにとって相性の悪い季節です。
また、梅雨時期は日照不足のため栽培が難しくなります。
猛暑と梅雨の時期の栽培は避けたほうが無難です。
3. ラディッシュの栽培に必要なもの
・ラディッシュの種
・プランター
・培養土(10L)
・肥料
・ジョウロ
4. ラディッシュの育て方|6つのステップ
ラディッシュの育て方を6つのステップにまとめました。
家庭菜園ブランド「UETE」の定番商品「ラディッシュ スターターセット」を使って、
ラディッシュの育て方をご紹介します。
ラディッシュの育て方|①土づくり
まずは、UETEの培養土「UETE SOIL PACK」を使って土づくりに取りかかりましょう。
家庭菜園で重要なポイントのひとつに、育てる野菜と土との相性があります。
UETEのオリジナルアイテムのUETE SOIL PACKは、
軽量で野菜が健全に根を張り成長するように、野菜が喜ぶ良質な栄養源をオリジナルブレンドした培養土。
お届け時はさらさらと乾燥した状態になっていますが、使用前に水を含ませることで効果を発揮します。
使い方はカンタン。
2袋分(計10L)のUETE SOIL PACKに対して500mlの水をたっぷりと含ませて、
プランターの中で大胆にかき混ぜたらUETE流の土づくりの完成です。
ラディッシュの育て方|②種まき
土の用意が整ったら、ラディッシュの種をまきましょう。
表面の土を平らにならした後、土に1cm程度の溝を指でつけます。
約2cm間隔になるように1粒ずつ種まきをします。これを「すじまき」と言います。
その他にも「点まき」という方法があり、
種を等間隔にまくことを指します。
指先を使って2cm間隔をあけ、20ヵ所くぼみをつけましょう。
くぼみ1カ所につき1粒〜数粒ずつの種をまきます。
種まきの方法は「すじまき」、「点まき」どちらでもOKです。
種まき後の水やりはやさしく
種まき後は種に土を薄くかぶせ水やりをしましょう。
勢いよく水をあげてしまうと、まいた種が流れ出てしまうのでやさしく水をあげてくださいね。
このとき、肥料をあげる必要はありません。
UETE SOIL PACKに含まれている肥料成分が、効き目を発揮するからです。
種は数日で発芽します。
ラディッシュの育て方|③水やり
ラディッシュを育てはじめたら、毎日土の状態をチェックしましょう。
表土が乾いたら水やりを。プランターの底から溢れるくらいにたっぷりと水をあげます。
水やりのタイミングがわからなければ、水やりチェッカー「SUSTEE(サスティー)」が便利です。
ラディッシュの育て方|④間引き
家庭菜園では種まきを経て芽がでてきたら、重なりあった株を取り除きます。
この作業を間引きと言います。
間引きをすると株同士の日当たりや風通しがよくなり、その後の良好な生育につながります。
種まきから1週間で間引き
ラディッシュの間引きの場合、種まきから1週間ほど経って双葉がそろったら、
それぞれの双葉の間隔が3~4cmになるように間引きをします。
株同士の間隔をしっかりと空けることが重要
間引きの際、株と株の間隔が狭すぎると根っこの部分にできる実が育ちづらくなってしまうので、
株間はしっかりと空けることが重要です。
間引いた葉っぱは、カイワレ大根として食べてもいいですよ。
ラディッシュの育て方|⑤肥料(追肥)
間引き後は苗がぐらぐらしないように軽く土をよせて、苗が倒れないようにします。
土寄せ後の株元に、必要養分を追加で与える「追肥(ついひ)」をします。
肥料の量の目安は、UETEがお届けする肥料袋を追肥1回につき1袋です。
追肥後に見える白カビのようなものは「酵母菌」です。
追肥後、土の表面に白カビのようなものが発生する場合があります。
これは肥料に含まれる「酵母菌」というものです。
スターターセットに付属の肥料が有機肥料のため、暖かくなるとこの酵母菌がつきやすくなりますが、
害は全くありません。
見た目が気になる場合は、5cm程度土を掘り起こして土中に肥料を入れてください。
ラディッシュの育て方|⑥収穫
ラディッシュの実の直径が2~3cmくらいに育ったら、収穫の合図です。
葉のつけ根を持ってぐいっと抜き取りましょう。
収穫期間の目安は20日~1カ月半ほど(11月など寒い季節は、成長が遅くなるため最長3カ月ほどかかります)。
上手く育てられていれば、大きくなった実が地面から少しだけ顔を出しているはず。
もし収穫時期になっても実が目視できない場合は、実を掘り返して大きさを確認してみてくださいね。
育てっぱなしはNG、採れごろを見逃さないで
あまり長く土の中で育てたままにしておくと、ス(=野菜の中に空洞ができてしまうこと)が入ったり、
根っこにあたる実の部分に割れ目が入ってしまいます。
栽培期間の目安内で収穫するようにしましょう。
5. ラディッシュの育て方に関するよくある質問
ラディッシュの育て方に関するよくある質問を集めました。
Q. ラディッシュの根が膨らみません。どうしてでしょうか?
A. 原因は生育前半の乾燥か、密植ではないでしょうか。
ラディッシュは一般の大根と同じく、根の部分を肥大させなければいけません。
種まき後、間引いて株同士の間隔を3~4㎝と十分に取り、風通しをよくし、葉に光を当てるようにすることが
根を膨らませるポイントです。
また、土が乾くと肥大が悪くなるため、種まき後から発芽するまでは乾燥させないように注意します。
その後も乾燥しないようにしますが、水のあげすぎには注意します。
Q. ラディッシュの根が割れてしまいました。どうしてでしょうか?
A. 原因は、高温や乾燥であると考えられます。
高温や乾燥によって初期の段階で生育不良になり、早くから根の組織が老化。
その後、生育の中~後期、降雨や潅水によって養水分の吸収が盛んになって、急激に細胞の増殖・肥大が行われます。
このとき、根の内部の膨圧力が増加するにもかかわらず、周皮の組織がこれに対応できないため割れてしまうのです。
対策は前段と類似しますが、種まき後は間引いて株同士の間隔を3~4㎝と十分に取り、
風通しをよくし、葉に光を当てるように育ててください。
ラディッシュを上手に育てておいしく収穫しよう!
家庭菜園でラディッシュを育てるおもしろさは、
種から育てた枝豆を新鮮なうちに自分で収穫して採れたてのおいしさを体感するところにあるでしょう。
タネから育てて、成長を見守ることで、
普段口にしている野菜がどんな風に育っていくのかを知ることができるのは、家庭菜園ならではの醍醐味です。
初めてラディッシュを育てるならUETEがおすすめ
家庭菜園ブランド「UETE」では、ベランダなど育てる場所さえあれば
誰でも簡単に枝豆の家庭菜園を始められる「ラディッシュ スターターセット」を販売中。
UETEがお届けする「ころころラディッシュミックス」は、
赤、紫、白の3色が楽しめるラディッシュの混合品種。
さまざまな品種があり色や形が豊富なので、料理を彩ってくれる野菜です。
そんな家庭菜園のある心地よい暮らしをUETEではじめてみませんか?
育て方に迷ったらお気軽にご質問ください
ラディッシュの育て方について、わからないことが出てきましたら
当サイトのCONTACTやInstagram(@uete.jp)からお気軽にご質問ください。
UETEといっしょに、おいしいラディッシュが収穫できますように。