ルッコラ(別名、ロケット)の育て方を初心者さんにもわかりやすく解説します。
ルッコラをプランターで栽培するには種まきから収穫まで6つのステップを押さえましょう。
注意すべき病気や害虫、室内栽培のコツも。
ルッコラの育て方の参考になりますように。ぜひご覧ください!
1. ルッコラってどんな野菜?
ルッコラは英名でロケット(サラダロケット)とも呼ばれるハーブで、アブラナ科の一年草。
野生の大根の仲間(!)です。
ルッコラはイタリア料理に欠かせない存在
ルッコラはパスタやピザなどイタリア料理に欠かせない存在。
ルッコラの生葉にはゴマに似た香りがあり、やや辛味があります。
ルッコラはかんたんに育てやすい
ルッコラは発芽率がよく、生長が早く、病害虫にも強いので育てやすい野菜のひとつ。
家庭菜園をはじめてみたい!と思っている初心者さんにおすすめです。
2. ルッコラを育てる時期や環境
ルッコラの種まきは春〜秋にかけて行うとよいでしょう。
ルッコラは暑さにも寒さにも強い野菜ですが、
寒さの厳しい12月〜2月は避けて栽培を始めると上手く育ちやすいです。
ルッコラの栽培カレンダー
※天候や気温により栽培期間や収穫時期が異なる場合がございます。
※寒い季節(栽培カレンダー緑色の箇所)は、成長が少しゆっくりです。生育を早めるためにビニールなどをかぶせてで保温することをおすすめします。
3. ルッコラのプランター栽培に必要なもの
・ルッコラの種
・プランター
・培養土(10L)
・肥料
・ジョウロ
4. ルッコラの育て方|6つのステップ
ルッコラの育て方を6つのステップにまとめました。
家庭菜園ブランド「UETE」の定番商品「ルッコラ スターターセット」を使って、ルッコラの育て方をご紹介します。
ルッコラの育て方|①土づくり
種まきの前に、UETEによる培養土のオリジナルブレンド「UETE SOIL PACK」を使って
土づくりに取りかかりましょう。UETE SOIL PACKは野菜が喜ぶ良質な培養土です。
さらさらと乾燥した状態でお届けします。
2袋分(計10L)のUETE SOIL PACKに対して500mlの水をたっぷりと含ませてください。
プランターの中で大胆にかき混ぜたら、UETE流の土づくりの完成です。
ルッコラの育て方|②種まき
土の用意が整ったら、ルッコラの種をまきましょう。
表面の土を平らにならした後、土に1cm程度の溝を指でつけます。
約1~2cm間隔になるように1粒ずつ種まきをします。これを「すじまき」と言います。
その他にも「点まき」という方法があり、
種を等間隔に1粒〜数粒ずつまくことを指します。
指先を使って2cm間隔をあけ、20ヵ所くぼみをつけましょう。
くぼみ1カ所につき1粒の種をまきます。
種まきの方法は「すじまき」、「点まき」どちらでもOKです。
種まき後は種に土を薄くかぶせ水やりをしましょう。
勢いよく水をあげてしまうと、まいた種が流れ出てしまうのでやさしく水をあげてくださいね。
種は5~10日で発芽します。
このとき、肥料をあげる必要はありません。
UETE SOIL PACKに含まれている肥料成分が、効き目を発揮するからです。
ルッコラの育て方|③水やり
ルッコラを育てはじめたら、毎日土の状態をチェックしましょう。
表土が乾いたら水やりを。プランターの底から溢れるくらいにたっぷりとお水をあげます。
水やりのタイミングがわからなければ、水やりチェッカー「SUSTEE(サスティー)」が便利です。
ルッコラの育て方|④間引き
家庭菜園では種まきを経て芽がでてきたら、重なりあった株を取り除きます。
この作業を間引きと言います。
間引きをすると株同士の日当たりや風通しがよくなり、その後の良好な生育につながります。
ルッコラの間引きの場合、種まきから1週間ほど経ち、本葉2〜3枚になったら
株同士が2〜3cm間隔になるように間引きをします。
次に本葉が5〜6枚ほどになったら、
今度は5〜6cm間隔になるように再び間引きをします。
その後、葉が重なり合うようになったら2株ほどに厳選を。
間引きして抜き取った株は、サラダや付け合わせとしておいしく食べられますよ。
ルッコラの育て方|⑤肥料(追肥)
間引き後は苗がぐらぐらしないように軽く土をよせて、苗が倒れないようにします。
土寄せ後の株元に、必要養分を追加で与える「追肥(ついひ)」をします。
その後も、2週間に1回のペースで追肥を繰り返してください。
肥料の量の目安は、UETEがお届けする肥料袋を追肥1回につき1袋です。
追肥後に見える白カビのようなものは「酵母菌」です。
追肥後、土の表面に白カビのようなものが発生する場合があります。
これは肥料に含まれる「酵母菌」というものです。
スターターセットに付属の肥料が有機肥料のため、暖かくなるとこの酵母菌がつきやすくなりますが、
害は全くありません。
見た目が気になる場合は、5cm程度土を掘り起こして土中に肥料を入れてください。
ルッコラの育て方|⑥収穫
ルッコラの本葉が10枚ほど育ったら収穫の合図です。
大きく育った外葉から順番に、必要な分だけハサミで切り取って収穫しましょう。
一度に収穫する葉の枚数は2〜3枚程度にしておくと、
また追肥をすることで葉が成長し繰り返し収穫できるのでおすすめです。
5. ルッコラの栽培で注意すべき病気や害虫
ルッコラの栽培で注意すべき病気や害虫について解説します。
害虫
ルッコラは虫に食べられやすい植物です。
アオムシ、ヨトウムシ、コナガ、アブラムシなど、どんどん虫が寄ってきます。
特にアブラムシは梅雨〜初夏にかけて植物に発生する習性があるので、
虫が発生する前に酢を原料した予防剤を散布しておくとよいでしょう。
また、虫が発生してしまった場合には、
粘着性のあるガムテープなどを用いて取り除いていきましょう。
防虫ネットの使用がおすすめ
害虫からの被害を防ぐためには防虫ネットもおすすめです。
早い時期から防虫ネットをかけておけば、虫がネットの中に入るのを防ぐことができます。
病気
ルッコラがよくかかる病気には、うどんこ病、炭そ病、べと病などがあります。
日当たりや風通しが悪く、高温多湿になると病気が出やすくなるのでプランターの置き場所に配慮を。
6. ルッコラの育て方に関するよくある質問
ルッコラの育て方に関するよくある質問を集めました。
Q1. ルッコラは室内(屋内)でも育てられる?
A. 日当たりがよければ室内でも育てられます。
室内でルッコラを育てる場合は日当たりのよい窓辺で。
また、プランターの受け皿にたまった水はこまめに捨てると病気になりにくく、元気に育ちます。
Q2. ルッコラに花が咲いた!どうしたらよい?
ルッコラは暖かくなり生育が進むと花が咲きやすくなります。
ルッコラの花は白い十字架のような変わった形をしており、
花が咲いてしまうと茎や葉が硬くなるので、見つけ次第摘み取りましょう。
ルッコラを上手に育てておいしく収穫しよう!
家庭菜園でルッコラを育てるおもしろさは、
種から育てた枝豆を新鮮なうちに自分で収穫して採れたてのおいしさを体感するところにあるでしょう。
タネから育てて、成長を見守ることで、
普段口にしている野菜がどんな風に育っていくのかを知ることができるのは、家庭菜園ならではの醍醐味です。
初めてルッコラを育てるならUETEがおすすめ
家庭菜園ブランド「UETE」では、ベランダなど育てる場所さえあれば
誰でも簡単に枝豆の家庭菜園を始められる「ルッコラ スターターセット」を販売中。
UETEがお届けするルッコラのタネは、タネまきから1〜2カ月で収穫へ。
スーパーマーケットで買うと値が張りますが、
自宅の家庭菜園に取り入れてしまえば好きなときに好きなだけ摘みとって、
お料理に使うことができますよ。
そんな家庭菜園のある心地よい暮らしをUETEではじめてみませんか?
育て方に迷ったらお気軽にご質問ください
ルッコラの育て方について、わからないことが出てきましたら
当サイトのCONTACTやInstagram(@uete.jp)からお気軽にご質問ください。
UETEといっしょに、おいしいルッコラが収穫できますように。